国内航空会社について

国内線を使うとき、あなたはどこの会社を利用しますか?世の中には、宗教上の理由で特定の会社を避ける人やマウント合戦を繰り広げる人すらいます。今回は、主要な国内航空会社(LCCを除く)についてまとめてみました。ややマニアックかもしれないけど。

 

・日本航空【JAL / JL】

現存する日本最古の航空会社にして、事実上のフラッグキャリア。昔は国鉄さながらの殿様商売だったが、JASとの統合と破綻、稲盛氏によるアメーバ経営やフィロソフィの注入を経て覚醒。半世紀で培った世界的な知名度やサービスの良さは健在であり、ANAに比べて路線規模では劣る部分もあるが、サービスや利益率の面ではJALが優れている。JALブランドにJASと稲盛イズム由来の独自性や健康経営が掛け合わされたことで、ANAがサービスを改悪しても追随せず、独自路線を突き進む。(諸説あるとは思うが、経営面で見ると一目瞭然であると考える独自性としては、国内線における3クラス制(クラスJの存在)や国際線エコノミークラスの座席間隔(他社より1席少ない)、オリジナル商品、非航空との連携など。

一方で、アライアンスがフリーダム過ぎて毎年のように崩壊の危機を迎えており、カタール航空とカンタスはいつも揉めてる。(誇張表現かもしれないが、毎年のように主要な航空会社の脱退に関する話が出てくる)また地方国際線をあまり活用できていない節があり、2027年以降の新機材投入でなんとかしてほしい。(近距離国際線に国内線機材を転用するなど)

超要約:品格とサービス、独自性に定評のある会社

 

・全日本空輸【ANA / NH】

ヘリコプターから始まった民間の会社。JAL破綻の影響で政治家と仲良くなったり、国内中堅航空会社を手中に収めたりと、規模と札束でぶん殴るスタイル。長年国際線が赤字だったにも関わらず、一度も破綻していない点は評価に値する。国内線はソラシドエアやエアドゥ、スターフライヤーとのコードシェアを行っているため、JALよりも便数が圧倒的に多く見える。しかし、コードシェア先から予約した方が安いことも多いのと、なぜかANA本体よりシートやサービスが良い。どうしてこうなった。(これに関してはANAというよりもボーイングの納入遅延が悪い気もする)国際線はスターアライアンスに加盟し、こちらも規模と札束でぶん殴るスタイル。やたら子会社の多いルフトハンザグループやシンガポール航空などが有名かな。

超要約:SFCを片手に規模でぶん殴りたい人向け

 

・スカイマーク【SKY / BC】

90年代に爆誕した第三勢力。昔の社長が急速な拡大主義で無謀にもA380を購入し、債務超過で自爆。アイデアはそこまで悪くなかったけど...(なお、既に納入されていたA380はエミレーツとANA・エアバス社でなんとかしました)その後は737で国内線に特化して業績もまずまず。現在も国内線における第三勢力としてJALやANAとは組まずに頑張っている。(意外とニッチな場所に飛ばしていたりする)

超要約:マイルを気にしない人にとっての最適解

 

・スターフライヤー【SFJ / 7G】

北九州に拠点を構える漆黒の翼。ブランディングやデザインに並々ならぬこだわりがあり、黒い塗装の飛行機はエアバスを困らせた。実は国内線のエコノミーでは最もサービスが良い。座席間隔広いし、足載せもあるし、コーヒーにはチョコレートまでついてくる。ただし、定価もそれなりにお高いのでANAで予約するのも手である。※羽田はターミナルが別なので、ANAラウンジは使えないよ。

超要約:素晴らしい。とにかく素晴らしい。

 

・ソラシドエア【SNJ / 6J】

元スカイネットアジア航空、宮崎拠点の中堅航空会社。九州・沖縄の翼を自称しているだけあり、九州各地に飛んでいる。機内で出てくるアゴユズスープがめっぽううまい。なお、最近は赤字スレスレでなんとか回している。

超要約:スープのうまい九州・沖縄の翼

 

・エアドゥ【ADO / HD】

北海道の翼、白い熊の中堅航空会社。最近親元がソラシドエアと同じ会社になった。機内で出てくるスープはめっぽううまいらしいが、業績は相変わらず赤字スレスレとの噂も。

超要約:スープのうまい北海道の翼

 

【半分ネタ枠】

・トキエア【TOK /  BV】

ホリエモンが出資しているプロペラ機専門の新興航空会社。お財布がとにかく厳しいうえ、新潟の会社ではあるが、まだ佐渡には飛んでいない。ATRで地方路線というアイデアは悪くないと思うんだけど、やはり厳しいんかねぇ...